くらし情報『フランスではもはや普通。「結婚」以外で好きな人と一緒になれる “ゆるいパートナー制度”。』

2017年5月31日 14:22

フランスではもはや普通。「結婚」以外で好きな人と一緒になれる “ゆるいパートナー制度”。

そもそもこれはパートナーと一緒になるための制度。 パートナーが同じ会社で働いている場合、同時期に有給休暇を取ることを認められている。つまり、カップルで旅行や、イベントごとがある際は合法で休みを取れるということだ。さらに一方が転勤する場合、その勤務先近くにパートナーも転勤することを考慮されるという。 それ以外にも、税金が共同課税であったり、社会保障についても結婚と同等のメリットがある。

フランス社会で一般的となったPACSという関係

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Photo by Fabrizio Verrecchia
フランスでは、結婚の前段階としてPACSを契約する人がいたり、若いカップルがPACSというかたちでパートナーとして認め合うなど、PACSは柔軟に活用されている。2014年には、結婚の件数が24万1千に対し、PACSの件数はなんと「17万3千」。(参照元:フランスニュースダイジェスト)完全に結婚とは違う、パートナーとの契約のかたちとしてフランス社会に受け入れられているのだ。
現代社会ではLGBTQやジェンダー問題など、「多様な価値観を受け入れること」が求められつつある。その中で結婚とは異なる、パートナーと一緒に生きていくPACSという選択肢が日本にも存在すれば、多様な愛に溢れた国になるのではないだろうか。

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