ニュージーランドに手紙を書いてみたい! すべてはこの一言から始まった。当時5歳だったトビー君は、両親から「仕事が忙しく夏休みの休暇が取れない」と告げられ、家族での旅行を諦めていた。しかし彼はその事実にショックを受けるのでも、わがままを言って両親を困らせるのでもなく、代わりに「A Letter to New Zealand」という一冊の本を読むことにしたのだ。この本には、イギリスから出された一通の手紙がどのような“旅”を経てニュージーランドに届くのかについて書かれていた。トビー君はこの本に刺激を受け、すぐにニュージーランドに手紙を書くことを決意したのだ。
(参照元:Writing to the World Facebook) 最初はニュージーランドに住む知り合いに手紙を送ったが、返事がすぐに来たことに嬉しくなり、他の国へも手紙を出してみたいと野望を抱く。