くらし情報『「“晒すこと”がものづくりには必要」。 ある男が訴える、“消費者に建前を言わない”という付加価値の存在』

2017年11月6日 11:58

「“晒すこと”がものづくりには必要」。 ある男が訴える、“消費者に建前を言わない”という付加価値の存在

そういったことをポジティブなものとして発信する石井氏に「敢えてものづくりの裏側を晒すことの意義」について聞いてみた。

(*1)コミュニティエンゲージメントとは世界中の地域社会を活動の場に、コミュニティ(地域)の人との協働を通じて、共通する課題解決に取り組むプロジェクト。またそれに関わる人のこと。(京都外国語大学HPより)
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石井氏が社会に目を向けるようになったのは、この2拠点生活で地方と都心、大手企業と中小企業の二面性を持つことがきっかけだったと話す。そのコントラストに触れることでインスピレーションを得て、さらに対比することによって、そこに存在する問題が見えてくるそうだ。

東京での私生活やコマーシャルデザインと地方でのコントラストある活動のなかで、地域に眠る豊富な文化的資源やそのまま価値につながるストーリーがうまく伝播されていない現状に気づいたんです。それにサステナブルは今でこそ言われているけれど、地方ではもともとやっていること。おすそ分け、フードロス、技の伝承、お客さんと作り手の関係性づくりも。
地方には、都市の問題を解決するヒントがたくさんあります。
さらに今では滋賀県長浜市に拠点を移し、地域プロジェクトを軸に、伝統工芸の職人のストーリーを紡ぎながら作業着を仕立てる「仕立屋と職人」

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