くらし情報『「“晒すこと”がものづくりには必要」。 ある男が訴える、“消費者に建前を言わない”という付加価値の存在』

2017年11月6日 11:58

「“晒すこと”がものづくりには必要」。 ある男が訴える、“消費者に建前を言わない”という付加価値の存在

だと思います。自分の明日にそこまで影響がないように見えてしまって、自分とは遠くに感じるトピックはそのまま流れて、普段の生活を続けられてしまう。その結果、何も考えずにすんでしまう。だからいつも僕はそうならないように「考える速度が落ちてきたな」と感じたら、ひたすら考えることをするように心がけています。スピード感を失わず、分析をやめず、難しい状況下でも動き続けること。どんなことでも、頭の中にあるだけだと何にもならないし、実際に現地に行かないと、やって試さないとわからないこともたくさんある。
「日本人は思考停止している」。よく聞くフレーズかもしれないが、食べもの、働き方、遊び方など選択肢が“豊かな”日本で、自分とは遠い誰か、遠い国が今直面する社会問題を「自分ごと」のように感じさせ、意識を変えるには、クリエーターの役割は大きいと石井氏は語る。
今の時代に必要なことや抱える問題をデザインで伝え続けることで、受け手に考えるきっかけをつくることができる。そういったことの重要性に気づいたクリエーターがもっと社会や地域で動き出せば、社会変革は加速すると思います。

これからのクリエーターに必要な「晒す」ということ

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CREATIVE “GARDEN”

Portrait photos by meme unless otherwise stated. Text by Saori MatsuoーBe inspired! 
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