「子どもにはものではなく体験を与える」。ある母親が提唱し、世界的ムーブメントとなった“ゴミゼロ生活”
④ Recycle(リサイクルする)1、2、3番の方法が適用できず、たい肥化もできないものは、リサイクルへ出す。しかしベアさんは、リサイクルは「最終手段」だと強調する。1〜3番を意識し、リサイクルに出す必要のあるもの自体を減らすことが重要なのだ。 ⑤ Rot(たい肥化)たい肥化できるものは、ディスポーザーに入れ、土に還す。生ゴミや、髪の毛のみならず、キッチン用具や容器なども、たい肥化が可能かどうか購入の際にチェックするという。
不要なパッケージやものの消費に奪われる、お金と時間
ベアさんは、自身が使う化粧品も手作りしている
ルールはシンプルでも、慣れきった生活に変化を起こすことは、多くの人は「負担」と感じるかもしれない。しかし逆に、その「当たりまえ」の生活が、自身や家族に与える負担を意識したことがあっただろうか? ベアさん自身、フルタイムで働きながらこの生活スタイルを実践しているが「ゼロ・ウェイスト」生活は、人生を大変にするどころかより豊かにしたと断言する。
そもそも必要なものが減ったため、買う量が減り、物を買うときも一般的に安価な、リサイクル用品を選ぶようになりました。
量り売りで購入するため、無駄な量やパッケージにお金を費やしません。