「子どもにはものではなく体験を与える」。ある母親が提唱し、世界的ムーブメントとなった“ゴミゼロ生活”
さんがゼロウェイストの量り売り店「Life Lived Simply」を開店。こうした店は、各地でゼロウェイストの暮らしを住民に伝える拠点となっている。ベアさんの公式ホームページには、近くの量り売り店をみつけられる「BULK LOCATOR」(バルク・ロケーター)機能が開設され、ゼロウェイストを広める活動は、加速しているようだ。
日本も例外ではない。日本で始めてゼロ・ウェイスト宣言をした徳島県上勝町は「上勝ゼロ・ウェイストアカデミー」を開き、2009年には、熊本県水俣市が市として初めて同宣言をするなど、ゼロ・ウェイスト宣言は、年々広がりをみせている。(参照元:上勝ゼロ・ウェイストアカデミーくるくるWEB)
1人で始められる、ささやかで、楽しい革命。
フライドポテトも布袋に入れてもらえば、ゴミが出ない。
だれもが、ゴミを出したくて出しているわけではないにも関わらず、ペットボトルや、お菓子の袋、レシート、調理後に散らばる豆腐パックや、野菜の包装紙など…「常に捨てている」といっても過言ではない生活が続いていくのはなぜだろうか? 著書のなかで、ベアさんはこう述べている。
ゼロ・ウェイストは「考えかた」