くらし情報『“平和ボケ”の日本人へ。社会がいう“正しい答え”ではなく、自分にあった答えを探すための冊子を作る若者』

“平和ボケ”の日本人へ。社会がいう“正しい答え”ではなく、自分にあった答えを探すための冊子を作る若者

を選んだら、否定されるとか噂になるっていうのが不自由じゃない?日本では自分の好きなものを選ぶ「自由」はあるけど、それを選んだらどうなるかって考えると、そこが自由じゃない
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そんな日本の教育に存在した目に見える「縛りつけ」に疑問を感じ、自分の意見を述べる練習の機会が少なかったと話す二人だが、大学では「自分で考えることの大切さ」を感じる経験をしたという。Yumeの場合は、グループごとに難度の高い文章を与えられプレゼンテーションやディスカッションを任せられる授業で、Makotoの場合は、「人の生と死」をテーマにしたビデオをみる授業など、受け身でいては何も生まれない実感や、現実を見せられることでいやでも自分はどう思うか考えさせられたのだ。

Yume:衝撃的なものを見るって自分の慣れていないものを見るってこと。それが重要だと思って。いろんなことに触れるという経験を若いときから作るべきだなって。日本の英語の教科書で外国人といえば白人ブロンドの人が多いけど、外国人ってそれだけじゃない。外国人=英語っていうのも違う。そういうふうに教育のなかで人間を一面的に表現したり、一部の人しか登場させないのは偏見につながるおそれがある。

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