くらし情報『“平和ボケ”の日本人へ。社会がいう“正しい答え”ではなく、自分にあった答えを探すための冊子を作る若者』

2018年3月7日 06:43

“平和ボケ”の日本人へ。社会がいう“正しい答え”ではなく、自分にあった答えを探すための冊子を作る若者

だからそこから外れていると、なんか間違った生き方に見えちゃうんですよ

二人だって、初めから自分の意見が言えたわけでもない

B.G.U.では、「もし自分や他人を苦しめている問題に興味を持ったら考えてみよう」という姿勢で活動している二人だが、意外なことに、自分の意見を人に伝えたり理解しようと質問したりするようになるまで時間がかかったという。授業で生徒が発言することが「当たり前」だったアメリカの学校に通った経験のあるYumeは、日本の学校に通うようになって目立たないことをよしとするクラスメイトに合わせるようになった経験がある。

Yume:大学の授業でも一番前に座っていたし「はい!」って手を挙げて発言する人なんですけど、やっぱり1,2年生のころはみんなの視線を気にして過ごしてて。でもそれじゃあ全然勉強にもならないし、ちゃんと意見を言わないと何も吸収できないからと思って、恥ずかしいのを捨てて発言するようになりました。振り返ってみると、そんなことをするのが一人だけっていうので結構葛藤したんだなって思う。誰も何も言わないんですよ、先生が質問しても。そういう誰も言わないから自分も言わないみたいな考えから、誰も言わないからこそ私は言おうっていうマインドセットに変わって。

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