くらし情報『「苦しいなら逃げてもいい」。20代の臨床心理士が、我慢を美しいと考える日本人に伝えたいこと』

2018年4月2日 07:17

「苦しいなら逃げてもいい」。20代の臨床心理士が、我慢を美しいと考える日本人に伝えたいこと

だと彼女は指摘する。

「自分らしく」とか「ありのまま」でいるとか「これが私だ」っていうフレーズがすごく日本に生きる人の胸に響きやすいって思って。でもそれってできてないから。できてないことってすごく響くじゃないですか。できているなら普通のことになってしまいますが、自分がすごく負い目に感じていたり、「私全然自分らしくない」とかっていうのを感じてしまっていたりするから、そこが心にすごく響いているんじゃないかなって
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私の人生もそうなんですけど、辛いことも悲しいことも嬉しいこともすべて絶対に意味があって、あの時間にあの人と知り合ったこととか、あの人と喧嘩したこととか、そういうすべての選択に必ず意味がある、それが今の自分になっている。そのようにすべてに意味があると考えると、おのずと今の自分を受け入れられるようになる。あのとき自分はあの選択をしたから今の自分があるって受け入れやすさにもなると思うんです

自分を他者と比べてしまう人たちへ

インターネットに情報が溢れ、急速に世の中が変化しているように思えて、あるいはまわりの人がそれぞれの分野で活躍しているように見えて、自分は取り残されてしまうのではないかと焦っている人もいるのではないだろうか。

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