#002「恋愛観や政治的な見解が合わない人も呼びたい」大学生2人が“壁のない”30時間イベントを開催する理由|#すべてをつくる 都市型フェス『M/ALL』への道
私たち若手が積極的に参加しているのが見えたら、敷居を低くすることができるんじゃないかと思います。
M/ALLの運営メンバーたちと
ー今回M/ALLは、イベントの無料開催を目指してクラウドファンディングを行っていますよね。インディペンデントメディアを運営する二人にとって、クラウドファンディングはどんな存在ですか?えりな:Making-Love Clubは実はあえてクラウドファンディングをしていないんです。ただそれには、こういった社会的なメッセージを発信するメディアがビジネスとしても成立し得るんだということを(本当に利益を生んでいるかは別として)外にアピールしたかったから。私自身、周りにいる社会的なメッセージを訴えるクリエーターやアーティストにお金が集まっていないということがすごく気になっていて。「そういうところにお金は出ない」というイメージを作るのは良くないって思ったんです。ファッションだとか、消費行動を促す業界にいると、社会的な意識を持っていても行動に移すのがなかなか難しい。それは、簡単に消費文化に取り込まれてしまうから。
だからそういう人たちが参加する手段の一つとしてメディアに広告を入れる「広告協賛」