くらし情報『元日本代表の23歳が選んだ、競技性を求めず「独自の世界観で魅了する、プロフリーサーファーという生き方」|“Road to Tokyo 2020” vol.1』

元日本代表の23歳が選んだ、競技性を求めず「独自の世界観で魅了する、プロフリーサーファーという生き方」|“Road to Tokyo 2020” vol.1

スポーツの人気や知名度は、世界大会で出した結果いかんで飛躍的に向上する。先日閉幕したサッカーワールドカップが好例だ。20年前まで辺境のマイナースポーツだったサッカーが、代表選手たちのワールドカップでの活躍もあり、今や国内でも屈指のエンターテインメントに変貌した。同じように、オリンピックが与える影響は甚だしい。女子サッカー、ソフトボール、フェンシングなど、その恩恵にあずかった競技は多い。来る2020年の東京オリンピックでは、どの競技が世間の注目を集めるだろうか。本稿でピックアップするのは、東京オリンピックからの新種目、サーフィンをライフワークにしている小林直海(こばやし なおみ)さん(23歳)。今回は同じく新採用競技で、「どこか通ずるものがある」と共感を示すスケボーを片手にインタビューを受けてくれた。

目次

・好きなスタイルで勝負する。独自の世界観を突き詰めるという覚悟
・あえて道を外れる勇気を持って、若き先駆者が作る“ニューウェーブ”


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出場を有力視されているかいないかに関わらず、オリンピックの開催自体に反対している僕ら世代のサーファーはあまりいないと思います。どちらかというと、40~50代ぐらいの、今まで国内のシーンを支えてきた方のなかには否定的な人が多いのかな。新しい層が海に大挙してやってくるのを懸念してるって感じでしょうか
また、「日本のサーフポイント*1はオリンピックにふさわしいのか?」

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