くらし情報『【オスカー総括】『英国王…』が横綱相撲 30〜40代監督席巻で世代交代の波?』

【オスカー総括】『英国王…』が横綱相撲 30〜40代監督席巻で世代交代の波?

その緻密な世界観の構築に対し、監督賞として推す声も多かったが候補作に含まれず、オリジナル脚本賞でのノミネートとなった。この処置には一部のファンから怒りの声が上がっていたというが、結局、“最後の砦”であったオリジナル脚本賞でも受賞はならず。とはいえ、『インセプション』は視覚効果賞、音響編集賞、録音賞、そして撮影賞とスタッフ部門を中心に最多タイの4冠獲得は立派のひと言!改めてこの作品の質の高さを見せつけた。

そして、作品賞および監督賞は『英国王のスピーチ』(トム・フーパー監督)が獲得。直前まで予想が割れたこちらの部門。作品賞に関しては、オスカー会員として投票権を持つプロデューサーや監督が選出する米プロデューサー組合賞や全米監督協会賞を受賞した『英国王のスピーチ』が獲得する流れを重視する声が多かったが、それでも監督賞だけでもデヴィッド・フィンチャー(『ソーシャル・ネットワーク』)が獲るのでは?という予想も多かった。そうなると第78回で作品賞を『クラッシュ』が、監督賞を『ブロークバック・マウンテン』のアン・リーが獲得して以来となる、別々の作品による作品賞と監督賞受賞だったが、ふたを開けてみれば両部門とも『英国王のスピーチ』に。

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