『高校デビュー』英勉監督 大人気漫画の映画化、最大のこだわりは“LP”!
“Love Point(ラブ・ポイント)”の略なんですけど、ここをおさえようという。出演者含め、いろんな方々が『胸がキュンとする!』と言ってくれたんですけど、僕はヨウ(溝端さん)が体育館倉庫に閉じ込められて、晴菜(大野さん)と2人で扉をブチ破ろうとするときに、マフラーをシュって取るシーンなんかメチャメチャ『キュン』ってするんですけど、そのシーンのシナリオにも“LP”って書いてあるんです。ここが“LP!”というのを強く意識して撮りましたね」。
『高校デビュー』というタイトルに因んで、読者からは監督自身の“デビュー”にまつわる質問も。すると「僕はたぶん、日本で唯一モテたいためだけに映画監督になった人間なんですけど」と監督。「高校デビューが監督デビューみたいなもので。昔、映画監督と女優さんってよく結婚なされてたんですね。それが、羨ましくて…。
監督になれば彼女ができたり、ハッピーな高校生活が待ってるんじゃないかと思って、映画を作り始めましたね。そのままのモチベーションのまま、ここまで来ました」と明け透けな語りぶりに、会場は爆笑。
さらに、本作で“モテコーチ”を演出した監督に、恋愛相談も持ちかけられた。