くらし情報『ナタリー・ポートマン インタビュー 最善を尽くして“不完全性”を追求し続ける』

2011年5月10日 15:04

ナタリー・ポートマン インタビュー 最善を尽くして“不完全性”を追求し続ける

考えるスキを与えられずに前進するしかない状況。撮影時間も毎日長かったしね。撮影開始は月曜の朝6時。でも、1日の撮影時間が日ごとに延びていくものだから、次の日はスタート時間を遅くするという具合で、金曜日には夜の8時に撮影を開始して明け方までやるようになっていたわ。土曜の朝4時だというのに、私はトウシューズを履いたまま。とにかく足の怪我をしないように気をつけなければならなかったので、撮影前は必ずウォーミングアップをしなくてはいけないの。シーンの前には、必ずバーで基礎練習するんだけど、それが朝の4時だから、キツいわよ」。

“年齢”による世代交代というパラダイムに対する彼女の答えは――?

女優とバレリーナ。
共通する点、大きく異なる点いずれも多々ある。劇中、ウィノナ・ライダー扮する花形ダンサーが引退することでニナにチャンスが訪れるわけだが、女優として彼女にも同じ恐怖があるのでは?
「もちろんあるわ。女性として、限界の年齢までくると、若い女性にとって代わられてしまうというパラダイムは、演技の世界でも顕著だと思う。社会一般でも、女性に対する扱いを見ていてそういう価値観が伝わってくるわ。でも、そういうパラダイムから脱皮することも可能だと思う。

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