2011年6月30日 15:21
新垣結衣、東野圭吾『麒麟の翼』で阿部寛と「ドラゴン桜」以来6年ぶり共演!
新垣さんが演じるのは、意識不明となった容疑者の恋人で、彼の無罪を訴える中原香織役。貧困から脱け出そうと大きな夢を持って恋人と上京し、格差社会の中で苦しむ若者であり、事件の真相に深く関わる人物。現代社会で希薄になりつつある“人間の絆”とは何なのかを改めて問い直す本作の重要なテーマを担う役どころとなる。
新垣さんにとって、阿部さんとの共演は連続ドラマ「ドラゴン桜」(TBS)以来、実に6年ぶり。『恋空』に『ハナミズキ』と主演映画が立て続けにヒットを記録し、7月から放送開始となる「全開ガール」(フジテレビ)では月9ドラマのヒロイン役で連ドラ初主演を飾るなど成長著しい彼女が、初めての本格ミステリーでどんな表情を見せてくれるのか?
本作のメガホンを握る土井裕泰監督は『ハナミズキ』の監督でもある。監督は「今回は“容疑者の恋人”という複雑な心情の役を演じてもらいましたが、嘘と真実が入り混じる心のかすかな動きさえも自然体に表現してくれたことで、役に深い人間味が与えられたと思います。演出家としては『ハナミズキ』のときより、俳優として、ひとりの女性としてまた一歩成長されたなぁと感じました」と彼女の成長を嬉しそうに語る。