2011年7月20日 19:08
大泉洋&松田龍平インタビュー 白銀の撮影現場で語った信頼とゆるさが生んだ手応え
事故があってはいけないので、結構削りましたよ。心を(笑)。最初こそ驚きましたけど、こういう現場なんだと分かってから楽しくなりましたね。攻めの注文をしてくる現場なので、僕自身が安全を考えて無理なら止めよう、と。安全を意識し過ぎてそれが足枷になって、もったいないことになるよりは、攻めて行って、役者が『無理』と言う方が面白い。『劔岳点の記』もそうでしたけど、監督が『そこで撮る』と言って周りが『死んじゃいますから!』って止める(笑)。あのときと同じスタッフも何人かいて、周りは雪なので時々、『あれ?ここどこだ?』という気分になりますね」。
相棒役を地で行く、ユルすぎる松田の空気が「絶妙!」(大泉)
酒好き、女好きの探偵はコミカルな要素を持ちつつも、ベースの部分はハードボイルド!これまでにないタイプの役柄を大泉さんも楽しんでいるようだ。
「探偵という職業もそうですし、男なら誰もが憧れる部分ではありますよね。好きなヒーロー像です。決してカッコよすぎないところがカッコいい。肝心なところで何もできなかったり。結構、(探偵は)ダーティなところもあって、悪いこともいっぱいしてるんですよね。そうした部分も含めて憧れますね」。