2011年7月20日 12:18
原田芳雄の遺作で共演した松たか子が追悼コメント 「魂の強さ決して忘れない」
今まで関わって下さった方々、お世話になった方々、そして、原田芳雄を応援してくださった皆様、心よりお礼申し上げます。
最後に、役者 原田芳雄の魂は永遠生き続けますので、これからも応援宜しくお願いします。
感謝
原田喧太
松さんは『大鹿村騒動記』で、原田さん演じる主人公・善の元を何かと訪れ、面倒を見る村役場の職員・美江役で出演。11日(月)の舞台挨拶には松さんも登壇したが、映画の公開を無事に見届けて旅立った原田さんの役者魂を「決して忘れない」と語る。
以下、松さんのコメント全文
哀しいしらせに、言葉もありません。
しかしながら、映画の完成、そして船出を見届けた、芳雄さんの魂の強さを、私は決して忘れません。
心より御冥福をお祈り申し上げます。
芳雄さん、お疲れ様でした。
ありがとうございました。
松たか子
原田さんは1968年に『復讐の歌が聞こえる』で銀幕デビューを果たし、その後はアウトロー的な役柄を数多くこなし、個性派俳優として映画、ドラマで人気を博した。黒木和雄監督による『TOMORROW 明日』、『美しい夏キリシマ』、『父と暮せば』の“戦争レクイエム三部作”や鈴木清順監督の『ツィゴイネルワイゼン』、『陽炎座』など100本を超える映画に出演。