どちらを観る? 両極端の“純愛”描く『ハウスメイド』&『サンザシの樹の下で』
と、男女の美しい無償の愛を表現する言葉が集まった。一方、ヒロイン・ウニがみせる狂気が強烈なインパクトを残していた『ハウスメイド』だが、ここで描かれる“愛”については、意外にも「正直で無垢」、「天使のような純粋な愛」、「優しいうさぎちゃん」と、恐怖よりも純粋無垢なヒロインを肯定する女性の共感が勝ったようだ。
また、異なる純真ヒロインたちへの共感ポイントに加えて、尽くされる愛、翻弄される愛、どちらにより共感でき、許容できるかも観る人それぞれで分かれるであろう、この2作。ちなみに、読者に向けた「理想の愛は、追われる愛?追い求める愛?」との質問では、きれいに回答は半々に分かれる結果に。そして最後に、「劇場で観るなら誰と観たい?」と聞くと、2作品共に「女友達と一緒に観たい映画」と答える女性が大多数。女友達同士で、この2作品で描かれる愛の形について意見を交わしてみるのもおもしろいかも?
『サンザシの樹の下で』は全国にて公開中。『ハウスメイド』は8月27日(土)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開。
特集「どちらに溺れる?純女ヒロインの愛」
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■関連作品:
サンザシの樹の下で 2011年7月9日より新宿ピカデリーほか全国にて順次公開
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