【シネマモード】働く大人たちに活力を! 日米サラリーマン映画に抱腹絶倒?
サラリーマン社会の喜怒哀楽や理不尽さを背負った不思議なキャラクターばかりを集め、誰かの経験談なのか創作なのか不明なほど突飛なエピソードで綴り、人気を集めているのですが、それが映画になると聞いたときは耳を疑いました?コントを長編にするなど、「いったい、どのように?」と。ファンのそんな心理を承知してのことなのか、タイトルの後に「(笑)」とついているのが、とても“NEO”的。
内容としては、年々厳しくなるサラリーマン世界で生きる人々を思わず笑顔にしてくれるエピソード満載。“あるわけないよ”というネタを絡めながらも、「サラリーマンって文化だな」「こんな働き方って素敵」と思える展開へ。最後には、「サラリーマンってかっこいい!」と思わせる働く人々への讃歌となっています。ベースとなるのは、とある三流ビール会社と一流ビール会社との新商品開発バトル。正直者が馬鹿を見る社会ではなく、本当に一生懸命な人たちにエールを送れる社会にしたいと、しみじみ思わせてくれる仕上がりです。
私と同じNEOファンに向けては、こんな情報も公開しておきましょう。
番組の象徴的キャラであるセクスィー部長の“ビギンズ”や、白石夫妻のその後、OL夜叉のみなさんの日ごろの働きぶりなどがわかります。