【シネマモード】働く大人たちに活力を! 日米サラリーマン映画に抱腹絶倒?
現在のハリウッドが嫌う表現を、躊躇なく使い倒しています。でも、これは観に行く相手を選んでいただくための注意事項にすぎません。個人的には決して嫌いじゃありません。ある意味では、『ハングオーバー』シリーズ、『キック・アス』の流れをくむおバカ映画の正統派。こんな上司が本当にいたなら笑い話にならないけれど、もしも実際に、こんな上司で苦しんでいる人がいたら、映画を観ればちょっと気分が楽になるかも。くれぐれも、主人公3人のような解決策は選ばないでいただきたいけれど、笑い飛ばすならいいのでは?3人の上司に自らの上司の顔を重ねても、誰も非難しませんから。
厳しい社会情勢の中で、大変な部分ばかりが取り沙汰されていますが、元サラリーマン、現フリーランスの私にしてみれば、サラリーマンにも良い点がいっぱいあります。その筆頭は有給休暇。
休みたいだけ休めるけれど、その間、収入は一切なしという私にとって、それはそれは羨ましい制度。これからやってくる年末年始のお休みは、サラリーマン・ライフの喜びを象徴するもののはず。年末まであと少し…。そのつなぎ役として、ぜひもうひと頑張りする活力に、2本の映画を正しくお役立てくださいませ。