人生の岐路に見る女性の力強さ、そして希望 『サラの鍵』女性読者アンケート発表
(20代女性)、「閉ざされそうになった道もまた見つけて、進んでいくところが強い女性だと感じた」(20代女性)と、ジュリアの揺るぎない姿に勇気づけられた女性が多くいた。ジュリアを等身大で演じるのは、英国出身の演技派女優、クリスティン・スコット・トーマス。奇しくもジュリアと似た境遇を経験してきた彼女の内から沸いてくる力強さに心動かされた部分も大きいはず。
また、「本作を誰と一緒に観たいか?」との設問では、半数以上の女性が「女友達」と回答し、100点満点中平均95点以上という高評価に。いわゆる“女子会”映画とは一線を置くが、本作は余韻に浸りながら大切な友人とじっくり話したくなる、そんな作品なのかもしれない。
そして最後に、これからの年末年始に向けて、新しい人生の一歩を踏み出すジュリアと重ねて、読者全員に今年1年をふり返り、来年に向けての目標を語ってもらった。3.11の震災を受け、「命の大切さを知った一年。来年はハッピーな年にしたい」(50代女性)という声や「自分のできることをしようと思う」(20代女性)、「気持ちがダウンする中、なでしこや復興のために努める人たちの姿に感動がたくさんあった!」