くらし情報『玉木宏&袴田吉彦インタビュー 歴史に向き合い、歩み続ける2人が感じた“時代”』

玉木宏&袴田吉彦インタビュー 歴史に向き合い、歩み続ける2人が感じた“時代”

それは、戦争に行かないあの狭い建物の中の人間が世論や時代を動かしたというのと重なるようにも感じられて…。普段はそんなことあまりないんですが、今回は5日間ほどの新聞社での撮影が終わった後も熱気が取れずに興奮してる感覚が残ってたんです。でも一方で、いま思い返しても今回の撮影の間、僕は“戦争”というものを全く身近には感じてないんです。ラジオや電話で情報が流れるだけで、戦争に携わっているという感覚がないんです。ひょっとしたら、当時の人もそういう感覚だったのかもしれないですね。だからこそ五十六さんはすごい人だったんだなとも思いました」。

ここ数年、クールな男や堂々としたタイプの役柄を演じることが多かった玉木さんだが、役所さん演じる山本と香川さん扮する宗像の間に挟まれるシーンでは、これまでにないオドオドとした表情を見せている。実際に2人の大先輩に挟まれての感想は?
「セリフが多くない分、気分的には楽でしたよ(笑)。
お二人の芝居を一番近いところでしっかり見せてもらいました。改めて2人のパワーやオーラ、存在感の凄さを感じました。香川さんの芝居は、当時の新聞記者ってこういう風だったんだろうなという説得力にあふれているし、それを受ける役所さんは、言葉数は多くなくて一言、二言で返していくんだけど全く動じずに堂々とされてる。

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