くらし情報『「理解不能」の声が続出…トリアー監督自らパニックの『メランコリア』の“衝撃”』

2012年2月17日 23:15

「理解不能」の声が続出…トリアー監督自らパニックの『メランコリア』の“衝撃”

監督自ら、本作への観客の反応について「間違って移植された臓器のように、この映画を拒絶されても仕方がないと心の準備だけはしている」と開き直るほどだが、絶賛の声ももちろんある一方で、「一回では理解不能…」(40代・男性)、「理解に苦しむ。疲れた…」(40代・女性)、「“その瞬間”の人間の心情、行動を理解するのは難しい」(20代・男性)、さらには「意味が分からない、そういうところに惹かれなくもないが…」(40代・女性)という声が多く寄せられているという。

ここに挙げた感想を見るだけでも、トリアー監督の創り出した壮大な世界が理解しがたいだけでなく、混乱を招いているのが手にとってわかる。さらに監督自らが語る、「私は今、混乱し、罪悪感を抱いている。自分は一体何をしたのか?」と。「結局は、弱い歯に亀裂を入れる甘いクリームの中で、まだ骨が残っていることを期待するしかないのだ…今、私は目を閉じ、切実にそう願っている」。

この言葉を、果たして観る者はどのように解釈すればよいのか?いや、そもそも本作は“理解”という枠におさまらないのだ。『メランコリア』はTOHOシネマズ 渋谷、TOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開中。

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