現代の“白雪姫”リリー・コリンズ 好奇心旺盛なプリンセスの輝きのヒミツ
笑わせてくれるというのも大切ね!アーミー・ハマーの演じた王子については、そうね…ちょっとヘタレなところもあるけれど(笑)、彼は白雪姫のことをひとりの人間として認めてくれるし、同時に女性としてもリスペクトしてくれる。何よりお互いが愛し合っているんだもの、理想のカップルと言えるわよね」。
憧れる女性は「家族」
その理想のカップルを脅かす存在、究極のワガママ女王を演じるジュリア・ロバーツとの共演もリリーにとっては素晴らしい経験だった。絵に描いたような悪役を全く逆のイメージを持ったジュリアが演じているのは大きな見どころだ。しかも邪悪なのにチャーミングなキャラクターを作り上げたのはさすが。ハリウッドの大女優相手に引けを取らない存在感を放っているリリーもただ者ではなく、「映画の中では意地悪な女王様だけど、カメラが回っていないときは優しいジュリアだったわ。今回、スクリーンで彼女が演じる悪役の一番目の“被害者”になれて光栄よ!」と、ユーモアたっぷりに答える。白雪姫と女王という異なるキャラクターは女性にとっての憧れであり反面教師であるけれど、リリー自身が理想とする、憧れるのはどんな女性なのかも聞いておきたい。