玄里meets監督・深川栄洋 『ガール』で再び発掘した、新しい引き出し
いまは僕がバトンを持って走ってる感覚なんですよね。その役割が果たせなくなったら、今度は自分の感覚から生み出す作品を作っていこうかなと思っています。元々は自主映画で、誰も期待していないところに無理矢理映画を作って、映画館に行って「僕の映画を作ったんです。最高に面白いので公開してください!」と言って回ってた人間なので、またそこに戻っていこうかなと思ってます。
玄里:では、一生映画監督は続けられるってことですね?
深川:健康なうちは…。『ガール』の撮影前に肺気胸になってしまって、これでだいぶ人に迷惑をかけたので、肺に穴を開けない状況にしなきゃなって。いま10本以上の企画が同時進行していて頭も体もずっと使っているので、倒れないようにいまは体力づくりをし始めているんです。
玄里:さっき仰ったバトンをもらってからずっと走り続けている感覚ですね。
深川:次の監督が来るまでは頑張って走り続けようと思ってます。
玄里:これからも監督の作品を楽しみにしています!
(text:cinemacafe.net)
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