くらし情報『『人生の特等席』監督インタビュー “師匠”クリントと歩んだ監督デビュー』

『人生の特等席』監督インタビュー “師匠”クリントと歩んだ監督デビュー

「僕らがもう1本一緒にやるというのは、かなり可能性が低いと思う。なぜなら彼にとって魅力的で納得のいく役は本当に少ないからね。警察物や西部劇の話が来たりするけど、彼はもうそういったものはやりたがらない。すでにそういったジャンルは手がけてきたしね。だから一緒にやれるものを見つけるのは難しいと思う。彼は監督するのをとても楽しんでいるから、できる限り監督をやりたいはずだよ。」

では最後に、今後はどういった作品にチャレンジしていくのか聞いてみた。
「僕はすべてのジャンルが好きだ。中でも、『ミスティック・リバー』(’04)は僕らが一緒にやった作品の中で、特にお気に入りの1本だよ。
それは僕がやりたいものに最も近いものだね。あの映画は、僕がこうなってほしいと思うような出来に仕上がっていた。まるで自分で監督したみたいにね。ああいった題材が好きなんだ。犯罪ドラマとかでいま追いかけているものがある。『人生の特等席』とは、全然違うものをやってみたいんだ。ある特定のタイプの監督として枠にハメられたくないからね」。

“伝説の男”クリント・イーストウッド、その人を超えるのは、この新人監督なのかもしれない。


■関連作品:
人生の特等席 2012年11月23日より丸の内ピカデリー3ほか全国にて公開
© 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

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