【インタビュー】堺雅人・主演「リーガルハイ」…「半沢直樹」終え、銀行から法廷へ
古沢さんの本は本当に楽をさせないというか、今は「しんどいよね」と、弱音ばかり吐いている状態で…。一回演じた役だから余裕を持って演じられるようになったわけでなく、周りのスタッフや古沢さんから刺激を受けながら、新しいものを作っているような感覚ですね。
――『リーガルハイ』の魅力はどこにあると思われますか?
僕は古沢脚本に面白さがあると思います。新シリーズの魅力はまだはっきり分からないですが、安易な答えに落ち着かないことは確かでしょうね。一流の脚本家である古沢さんと同じ時代を過ごせたことを幸せに感じますし、古沢作品にまた関われたことを嬉しく思います。
――古沢脚本を映像化する上での難しさは?
この作品では、価値観が二転三転しますよね。一つの世界観を作っておいて、それを崩してまた戻す。これは、監督さんやスタッフの方が、本当に腕がないとできないことだと思います。
相当ハードルの高いことをされてるんだろうなという気はします。
(テレビドガッチ)
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