半裸のトム・ヒドルストン、“ロキ様”とはひと味違うセクシーな吸血鬼に
と監督自身も語っているように、“手袋”は独自の発想で加えられた現代の吸血鬼の必須アイテムとなった。
また、“髪の毛”については、「ワイルドな、どこか動物的なヘアスタイルにしたかった。彼らはその振る舞いも、ワイルドな動物っぽさと、非常に洗練された人間らしさが、半々なんだ」と、妖艶な吸血鬼らしさを表現するヘアスタイルについて触れた。
「いろいろなカツラを試してもらって、あのスタイルに落ち着いた。ティルダが『動物っぽくするなら、本当に動物の毛を使ったら』と言って、ヴァンパイア役のカツラには全員、ヤギの毛と、ヤクの毛と、人間の髪の毛が混ぜてあるんだ」と話すほど、こだわりの吸血鬼ヘアがつくられることになった。
こうして、現代に生きる世界で一番美しい吸血鬼が誕生した。しかも本編でトムは、ロキ役のときには重厚な“邪神”の衣装に隠されていた見事な肉体を披露しており、青白く憂いを帯びたミステリアスでセクシーな吸血鬼ぶりを存分に見せている。さらに、トム演じるアダムとティルダ演じる恋人イヴとのシーンでは、二人が一糸まとわぬ全裸で横たわるシーンも登場しており、その美しさにも話題沸騰中だ。
ファンの間ではすでに、これまでの彼とはまた違った姿に惚れ直す人が続出。