【シネマVOYAGE】音楽を片手にN.Y.散策へ…『インサイド・ルーウィン・デイヴィス』
があった場所のすぐ近く、マクドゥーガル・ストリートに面した「Caffe Reggio」で撮影されている。2人が座っている席は入口すぐの通りに面したテーブル席。そこでカプチーノを飲みながら映画を思い出すのもきっといい旅の1ページになる。
また、公園のベンチに座ってジーンがルーウィンに罵声を浴びせるのは「Caffe Reggio」からほど近くにあるワシントン・スクエア公園。グリニッチ・ビレッジのランドマーク的存在でありカルチャーの発信地でもあるこの公園で、パフォーマンスを見物するのもこのエリアらしい過ごし方だ。
ルーウィンがシンガーとしての再起をかけて有名プロデューサーのグロスマン(F・マーレイ・エイブラハム)を訪ねてシカゴにあるクラブ「the gate of horn」に立ち寄るシーンは、マンハッタンのハーレムにある「Greater Refuge Temple」と、グラマシー・パーク地域にある「Gramercy Theater」で撮影。カラフルな縦縞模様が印象的な「Greater Refuge Temple」は、昔ハーレムで一番古い舞踏場だった建物だそうで、現在は教会となっている。
教会にちなんだ音楽といえばゴスペル。