【シネマVOYAGE】旅のハプニングで縮まる2人の距離…『バツイチは恋のはじまり』
2人の旅のスタート地点は、アフリカのケニア共和国の首都ナイロビ。ジャン=イヴを追いかけてきたイザベルは、彼の取材先のホテルで偶然を装って再会を果たします。そのホテルは「ナイロビ セレナ ホテル」。ジャン=イヴが取材中に「5つ星で、異国情緒あふれる静かなホテル」とメモしたように、たしかに素敵なホテル!のはずが、イザベルはホテルにうっとりすることもなく、彼を口説き落として結婚にこぎ着けようと必死。けれど、そう簡単に事は運ばず、次の取材先キリマンジャロへ!
イザベルにとっては、まったく予想していなかったアフリカの旅ですが、見わたす限り広大な大地に圧倒され、そこに生きる野生動物も大接近!作られたテーマパークではない大自然のなかで過ごすことによってハプニングも生まれ、自然と会話も増えていきます。相手をより知りたいなら都会よりも大自然のなかを旅した方が効果的なのかもしれないですね。そのシーンの撮影地となったケニアには観光としてサファリパークツアーもあるようです。また、実際にケニアの大自然のなかで撮影をしているのはもちろん、映画のなかに登場するマサイ族も彼らの結婚式の儀式も本物というのは驚き!マサイ式で“偽装”結婚することができたイザベルは、適当な理由でジャン=イヴとさよならしてパリに戻りますが、旅は終わらず…。