くらし情報『【インタビュー】向井理×片桐はいり 可哀想で優しい“姉弟”の「不器用な関係」』

【インタビュー】向井理×片桐はいり 可哀想で優しい“姉弟”の「不器用な関係」

で共演。その3人の出会いが現在へと繋がっている。そもそもの発端は西田監督のとある興味から始まった。

「『ママさんバレー~』で仕事をご一緒したときに、西田さんから僕とはいりさんをモデルに小説を書きたいって言われたんですよね。で、小説ができて、それを原作に映画をやりましょうということになって、映画だけじゃもったいないから舞台もやりましょうって、どんどん膨らんでいったんです。昨年の舞台『小野寺の弟・小野寺の姉』は、実は後付けで決まったんです」と、向井さん。舞台のステージで何十回も姉弟を演じているからこそ、何とも絶妙な間合いを表現できるというわけだ。

西田監督にとってこの映画は記念すべき初監督作になるが、映画『ガチ☆ボーイ』に始まり『半分の月がのぼる空』『アフロ田中』、ドラマ「怪物くん」『妖怪人間ベム』など数多くの脚本を手がけ、現在は“月9”ドラマ「信長協奏曲」の脚本を担当中の超売れっ子。
向井さんと片桐さんは半分冗談まじりで「世界の西田」と呼んでいるが、その実力は本物。であるからこそ「脚本が面白すぎる苦労があった」と片桐さん。
「完成した脚本は本当に素晴らしくて。ただ、面白いからこそ、それを託される俳優側にとっては苦労でもあるんですよね(苦笑)。

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