くらし情報『【インタビュー】向井理×片桐はいり 可哀想で優しい“姉弟”の「不器用な関係」』

【インタビュー】向井理×片桐はいり 可哀想で優しい“姉弟”の「不器用な関係」

読んで面白いものをより面白くするにはどうしたらいいんだろうって…。でも、プレッシャーというのではないんですよ。ワンシーン・ワンカットを長回しで撮る、プレッシャーに感じるシーンも確かに多かったけれど、多少のギクシャク感も含めての長回しはいいシーンになっていると思います」。

より子(姉)がボケ役、進(弟)がツッコミ役。そんな小野寺家の毎日は穏やかそのもの。大きな事件が起こるわけではなく、毎日一緒に食卓を囲み、休日は一緒にスーパーの特売に行き、何気ない日々を送るが、ある日、配達ミスで一通の手紙が届いたことをきっかけに2人それぞれの恋が動き出す。そして考えさせられるのは、家族とは何なのか?片桐さんは「仲がいいからこそ生まれるジレンマがある」と語る。

「仲がいいのは良いことだけれど、家族はいずれ離れなければならなくて、一方、夫婦はどうやっても一緒にいなくてはならなくて、それぞれの悲喜劇があるんですよね。
そのなかでもこの姉弟はちょっと特殊で…。仲がいいということが幸せに繋がっていない、仲がいいのに離れなくてはならないって切ないですよね」。向井さんも「その通りだと思う」と、うなずき言葉を続ける。

「出来上がりを見て、痛々しさも感じたんですよね。

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