吉川晃司“男の生き様”語る デビュー30周年でも「まだまだここから」
篇・「ここからだ」篇の2種類のCM本編が公開されたが、そこにはDCコミックスが誇る不動のヒーロー「バットマン」の姿が。今年で75周年を迎えたバットマンが、「日本も、私も、ここからだ」と更なる成長に想いを馳せる姿が描かれていた。
この日登壇した吉川さんは、このバットマンの起用と「ESQUIRE」を重ねたようで、「生まれながらに超能力を持っているヒーローなんて面白くない。(何の超能力も持たない)バットマンは、傷ついた物がカサブタとなってできたヒーローの形だと思う。“闘ってる”って感じがしますよね」と語る。
一方で吉川さん自身、18歳のデビュー以来、ソロ活動やギタリスト・布袋寅泰とのユニット「COMPLEX」、さらに近年では映画『るろうに剣心』での俳優業など幅広い活躍を見せつつ芸能界で闘ってきた一人の男。デビューから30周年を迎えた感想を聞かれると「いろいろ寄り道したり、遠回りしたり、たまにケモノ道に首ツッコんでみたり、飽きない30年だったと思います。濃い30年でした」とふり返った。
さらに、長い芸能活動の中で価値観が変わった瞬間は?という質問には「やっぱり東北の大地震ですね。あの時に、自分がこれまで使っていたモノサシは全部使えないんだなと感じました。