元テニス部・中井貴一、錦織圭の敗戦に無念「絶対勝てると思っていた」

（Photo：cinemacafe.net）

中井貴一を主演に迎え、元高校球児が再び甲子園を目指す実在の大会を舞台にした映画『アゲイン28年目の甲子園』。11月16日（日）に開催されたこの映画のモチーフとなる「マスターズ甲子園」で、大会試合終了後に行われた「甲子園キャッチボール」に、中井さんを始め波瑠、柳葉敏郎ら主要キャストが参加した。

映画は、ドラマ化もされた「とんび」で知られる人気作家・重松清の新作小説（集英社「小説すばる」連載）を、『風が強く吹いている』の大森寿美男監督が映像化したもの。

46歳の坂町晴彦（中井貴一）のもとに、ある日、高校時代ともに甲子園を目指した野球部のチームメイトの娘・美枝（波瑠）が訪ねてくる。美枝は、東日本大震災で亡くなった父の遺品の中から、毎年出さずにしまい込まれていた27年分の年賀状の束を坂町に差し出すのだが――。

今年で10回目を迎えたマスターズ甲子園。「甲子園キャッチボール」に登場した中井貴一、波瑠、柳葉敏郎、工藤阿須加は、高校球児たちの憧れの地である阪神甲子園球場で、一般の参加者らとともに約7分間のキャッチボールを行った。4人がキャッチボールをしている間のBGMには、本作の主題歌である浜田省吾の新曲「夢のつづき」