【予告編】ティム・バートンも驚愕! 前代未聞の夫婦バトル『ビッグ・アイズ』
得意げになるウォルターの一方で、マーガレットにとって“ゴースト・ペインター”であることは、愛する娘、そして自分をも欺き続けることを意味していた。映像では、長年葛藤を繰り返し、悩み続け、やがて真実を告白する決心をする彼女の闘いが色濃く映し出されている。
また、「妻は錯乱している」と事実を認めないウォルター役を演じた『ジャンゴ・繋がれざる者』のクリストフ・ヴァルツと、いまの生活を失ってでも自分の絵を取り戻したいマーガレット役を演じた『アメリカン・ハッスル』のエイミー・アダムスにも注目。ふたりは先日発表された第72回ゴールデン・グローブ賞のコメディ・ミュージカル部門「主演女優賞」「主演男優賞」に揃ってノミネートされており、実力派同士の演技合戦も見どころだ。
実話を基にバートン監督が指揮をとるのは、アメリカ史上最低の映画監督を取り上げた『エド・ウッド』以来、20年ぶり。そんな待望の映像化を支えるのは、音楽にダニー・エルフマン、美術にリック・ハインリクス、衣装はコリーン・アトウッドなどバートン作品お馴染みのクリエイターたち。
彼らが織りなす、バートン監督も耳を疑った前代未聞のアートバトルを、まずは予告映像から確かめてみて。