【シネマカフェ的海外ドラマvol.321】「24」新シリーズを頼れる相棒が語る<後編>
それって、ジャックにちょっと似ていると思わない?ハチャメチャだけれど強い人にクロエは弱いの」。
なるほど、長年にわたってジャックをサポートしてきたクロエを最も理解するメアリーらしいコメント。ただし、2人の関係を熟知するメアリーでさえ、「リブ・アナザー・デイ」のジャックは「過激過ぎるわよね。ジャック、そこまでする!?と思ったわ。本当に怖い(笑)!」と言います。逃亡中の身でありながら、テロに立ち向かうべく再び危険に飛び込むジャック。祖国のためとはいえ、人々のためとはいえ、自己犠牲にも程があるジャックは、いつの日か幸せになることができるのでしょうか。
「絶対に無理ね!クロエも私自身も間違いなくそう思っているわ。
みんなが幸せになったとしても、ジャックだけは幸せになれないの(笑)!みんなジャックの幸せを願ってはいるし、どうにかして幸せに導きたいと思っているのよ。でも、せっかく孫ができても、孤独な戦いを強いられてしまうのがジャック。ここまでくると、彼が幸せを拒否しているとも言えるわよね。続編ができたとしたら、もっと酷い目に遭うんじゃないかしら…」。ちなみに、幼い男の子の母親でもあるメアリーは、撮影先のロンドンで我が子との時間を楽しむことができたそう。