賞レース混戦!カンバーバッチ&エディ・レッドメインらが挑む実在の天才たち
難病を抱えながら、現在も精力的に研究と講演を続けている博士の知られざる半生と、フェリシティ・ジョーンズが演じた妻ジェーンとの25年間におよぶ、ふたりの愛の“セオリー”を描き出していく。
エディは、21歳で余命2年の宣告を受けてから、徐々に病が進行していくホーキング博士を熱演。萎縮していく体と、その一方で、むしろ豊かなほどに表情を形作っていく瞳や眉の動きまでそっくりに演じてみせ、博士自身から太鼓判を押されたほど。電動車椅子に乗り、音声装置を介して会話をするその姿は、まさに博士の生き写しのようにも見えてくる。
本作でエディは、第68回英国アカデミー賞(BAFTA)、ゴールデン・グローブ賞など「主演男優賞」、フェリシティも同じく「主演女優賞」の候補となっており、第87回アカデミー賞においても有力候補と目されている。
また、同じ天才でも、「SHERLOCK/シャーロック」のベネディクト・カンバーバッチは、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』(3月公開)で第2次世界大戦中にナチスドイツの暗号<エニグマ>を解読した数学者に扮した。実は彼も、かつてBBCのTV映画でホーキング博士を熱演したことがある。