“晴れ女”中谷美紀、“雨男”三浦貴大に勝つ! 快晴の初日に笑顔
プロデューサーや映画会社による“お見合い結婚”ではなく、“恋愛結婚”できたと思います」と独特の表現で監督とぴったりと寄り添っての作品づくりを述懐する。
原作と出会う以前の8年前から仕立て屋を題材に映画を作りたいと企画を温め続けてきて「中谷さんが『やらない』と言ったら(企画の続行は)ないかもという気持ちで口説きに行った」という三島監督。初日を迎えて「本当に嬉しく感慨深いです。(作品が)この世にこうして生まれてきてくれて信じられないくらい嬉しい」と最後は少し声を詰まらせた。
黒木さんは劇中でウエディングドレスをまとうが、自身にとっても初の体験。衣裳デザインを担当した伊藤佐智子氏の名を挙げ「素晴らしいドレスで、車椅子でどう見えるかまで計算して丁寧に作られていて、着てるだけで気持ちがわいてくる素敵なドレスでした!」とふり返る。また、いつか自分が着ることになるウェディングドレスのデザインも伊藤さんにお願いしたそうだが「まだまだまだまだ先なので…」と苦笑を浮かべていた。
三浦さんは、服に人一倍の思い入れを持つデパートに勤める男を演じたが、自身はファッションへの興味が全くなかったそうで、今回の役には苦戦させられたよう。