女性たちが観た『アメリカン・スナイパー』悩みを抱えた夫を…支える妻か? 導く妻か?
ハイテクの米兵に旧式の武器で向かっていく人たちにも妻がいて子どもがいたはず」(40代)とイーストウッド監督が込めたメッセージを真摯に受け止めた様子。
さらに、夫婦の物語でもある本作については女性ならではの感想が多くの感想が寄せられた。特に目立ったのは、カイルの妻・タヤについての感想だ。
「何も話してくれない夫(カイル)への不安はとても大きかったと思う。電話の向こうで銃声や爆発音がしていることに耐えながら、信じて待ち続けるのは、本当に過酷だと思うし、それでも愛する人の為、家族の為、耐え続けたことはとても偉大な母だと思う」(20代後半)、「夫のことが好きだからこそ、彼が望む任務を遂げてもらいたい。そして好きだからこそ危険なところへ行ってほしくない。その葛藤がとても伝わってきて、同じ女性として共感できました」(20代後半)といった妻として、母として、ひとりの女性としてタヤに共感する声が。
そして、「私だったら待てないと思う。
戦場に行く彼を見送れない。支える前に自分がダメになりそう」(30代前半)、「夫を支えるなら多くを言わずに追い詰めずに受け入れる器が私はほしい」(30代前半)「共感はできます。