【インタビュー】“女優”ももいろクローバーZ 新たな章の幕が上がる!
『桐島、部活やめるってよ』の脚本家・喜安浩平が脚本を担当し、『踊る大捜査線』シリーズの本広克行監督がメガホンを握ったが、撮影を前に「ももクロ」の5人は平田さんのワークショップに通い、演技のレッスンを受けた。
ーーワークショップやその後の撮影を通じて、自分の役を掴んだ瞬間、手応えを感じた瞬間はありましたか?
高城:やっていく内に、“がるる”という役をどんどん好きになっていくのを自分でも感じていました。最初は、役に対してどこまでやっていいのか分かんなかったんです。でもムロ(ツヨシ/顧問の溝口役)さんがクランクインした時、アドリブをガッチリ入れて自由に演じてて、監督もそれを『いいね』と言ってて、その時に『あぁ、自由にやっていいんだ』と思いました。
玉井:クランクインする前は監督と役について話をするような時間はなくて、撮影する中で『ここはこうやってみよう』という感じで役を作っていったんです。だから役を掴んだ『ここ!』という瞬間は自分でも分かんないですけど、完成した映画を見たら、ちゃんとユッコとしてこの世界の中で生きられたんだ!と思えて嬉しかったです。
百田:さおりは、みんなをまとめたり、劇中劇(=「銀河鉄道の夜」