【ディズニーが描く現代女子なプリンセス vol,3】ヒロインから見る恋愛観・結婚観
と歌いながら森へ入り、それぞれの夢や願望を遂げようとします。面白いのはみんなエゴ丸出しだということ。共感もあれば教訓もあり、ほんとにキャラクターたちが人間くさいんです。たとえばシンデレラ。夜中の12時になって慌ててお城を抜けだしたためにガラス靴を片方落としてきてしまいますが、王子が本当に自分を探し出せるのか、どんな姿の自分でも愛してくれるのかをジャッジするために片方の靴を落としたとしたらーーなんて打算的!ではありますが、恋愛に駆け引きはつきものです。シンデレラもそうだったのね!と思うと、なんだかグッと親近感が湧いてきます。
好奇心旺盛で両親の言うことを聞かずに寄り道をした結果、狼に食べられるという危険な目に遭う赤ずきんは、反抗期な時代の自分と重なったり。ラプンツェルと王子の恋は、ひと目惚れの恋は果たして成就するのか…ってとこでしょうか。
「外見じゃない、中身だ!」ってよく言いますが、王子は塔の上にいるラプンツェルの美しい歌声と顔、外見きっかけで惚れたわけですからね。そこに大きな試練が立ちはだかったときに一体どう出るのか?王子の愛の大きさが試されるというわけです。すごく分かりやすい!
そして、仕事に恋愛に結婚に出産…と、何かと忙しい働く現代女性が一番共感するのは、おそらく“パン屋の妻”じゃないでしょうか。