5月病も心配無用!? 『ビリギャル』ほか自分の“壁”をぶち破る新作映画
前代未聞、生徒だけの校内裁判は、この後篇でついに開廷。被告は、告発状によって柏木くん殺害の嫌疑がかけられた問題児・大出俊次。涼子は検事として彼の有罪を追及、和彦は彼の弁護を担当する。だが、その裁判で、思いもよらぬ人物の“偽証”が明かされ…。
「何があっても、最後までやり抜くって決めたから」という強い決心とは裏腹に、時に傷つき、涙する涼子たち。たとえ、受け止めるのがつらい現実であったとしても、過ちを犯してしまったとしても、それもひっくるめて自分自身。きっと、これまで“見て見ぬふり”してきたことにきちんと向き合うことができたなら、いまよりずっと地に足つけて生きていけるに違いない。
■狂気の指導にプライドずたずた、でもその先に…『セッション』
先輩にしろ、上司にしろ、自分にとって厳しいことを言ってくれる存在は、実は本当にありがたいもの。
そうは言っても、なかなか素直になれないあなたには、本年度アカデミー賞3部門受賞の『セッション』(公開中)がオススメ。
名門音楽大学に入学したニーマン(マイルズ・テラー)は、ある日、伝説と呼ばれる教授フレッチャー(J・K・シモンズ)のバンドにスカウトされ、歓喜する。