子ども目線で見た“戦争”に山田洋次&大林宣彦両監督も絶賛!『あの日の声を探して』
ミシェル監督は、「ニュース番組で映る悲惨な状況に陥っている人たちの姿は虚像のようで無力感を感じる。だから映画でそれに実像を与えたかった。無関心でいることはいくらでもできる。しかし、戦争を引き起こす引き金は無関心でもあると思う。だからまずは関心をもつことが世の中と意識を変える第一歩なのではないか」と語っている。
その想いに呼応するように「感動しました。無関心は罪だと感じました。」(26歳・女性)、「テレビの中の世界と思いがちな戦争や紛争。現実にあることを決して忘れてはいけない」(64歳・女性)、「これが現実社会で起こっていること。
目をそむけてはいけない」(38歳・男性)、「戦争は人生を変える」(41歳・女性)など、本作から“戦争”がより“自分事”となったという声も上がっている。
クリント・イーストウッド監督『アメリカン・スナイパー』が本国だけでなく、日本でも大ヒットを記録し、イスラム国(IS)による日本人人質事件やチュニジアで起こった襲撃事件など、日本でも対テロや“戦争”が問題となっている昨今。ミシェル監督が、「この映画が、人々の胸を打つ、苦しんでいる人に対して他人事ではなく共感を寄せる映画であってほしいと願っています」