ピクサー・スタジオに潜入! ユニークなアイディアが生まれる理由
壁一面が窓になっている建物は、外からもアイディアが入ってくるようにオープンになっているのだという。またジョブズは、工業的なデザインを残したかったため、柱や橋は機械を使わず、あえて手作業で作ったのだそう。右側はアニメーションが作られるクリエイティブサイド、左側はテクニカルサイドと“脳”をイメージして作られている。これもジョブズのアイディアで、社員が過ごしやすいよう設計されており建設段階からジョブズのこだわりが感じられた。
「ザ・スティーブ・ジョブズ・ビルディング」には、最新作『インサイド・ヘッド』がいたるところに登場。「スティーブ・ジョブズ・シアター」の前には“ヨロコビ”が描かれた大きな壁画が飾ってある。さらにストーリーがどのように進んでいくか最初から最後まで描かれている“カラースクリプト”があり、常にそれを見ながらスタッフ同士でストーリーを確認するのだという。
オフィスを出て右に歩いていくと、ピクサーの中で一番最近に建設された最先端のデジタルアニメーション制作施設「ブルックリン」がある。
ここには「プレスト・シアター」があるほか、暖炉の裏側には「ブルックリン・ハーフ・ラウンジ」というシークレットルームも設備。