ピクサー・スタジオに潜入! ユニークなアイディアが生まれる理由
「ザ・スティーブ・ジョブズ・ビルディング」とは違ってシックな雰囲気を醸し出している。
■アイディアは楽しいところに隠れている
常に楽しむことをモットーにするピクサーは、スタジオ内・外にはスタッフがリフレッシュするための場が多々存在する。スタジオ内には、カフェテリアや14種類あるシリアルバー始め、ビリヤードやシアター、スタジオ内でしか買うことのできないグッズが販売されているショップがある。
外には、サッカー場や、冬は温水になるプールもあり、アイディアに行き詰ったときにリラックスして仕事に戻ってこれるようにさまざまな工夫が施されているのだ。こういった仲間たちとのコミュニティの場で生まれるアイディアは作品にも取り入れられることがあるという。
■ジョン・ラセターの部屋はまるでおもちゃ箱
ウォルト・ディズニーとピクサー・アニメーション・スタジオズ両社のチーフ・クリエイティブ・ オフィサーであるジョン・ラセター。彼の部屋にはいままでのピクサー作品のフィギュアやデザイン画がズラリと並ぶ。そんな中、一際目立つのは20数年来の友人・宮崎駿との“友情”スペース。
大きなネコバスやトトロ、さらにはラセター氏の誕生日に贈られてくる宮崎監督の直筆メッセージの数々が大事に展示されていた。