2015年7月29日 19:00
【インタビュー】『進撃の巨人』本郷奏多 巨人の口の中でもがき苦しみ、滑り落ちる喜び!
鍵となったのはワイヤーの存在。
「普通の日本のアクション映画でもワイヤーアクションはありますが、いかにも“吊っちゃってる”という感じが出てしまい、観ていて醒めちゃうことが結構あったんです。でも、今回に関しては、そもそも立体機動装置というのがワイヤーを使って飛び回るものなので、ワイヤーがすごくいいところでマッチしていて、吊るされている感があるからこそ逆にいい!この設定だからこそできることであり、アクションの完成度はメチャメチャ高いです!」。
これまで、幾度となく人気漫画の実写化作品に参加してきたが、今回はこれまで以上の大きな挑戦となった。そこで感じたのはプレッシャー以上に大きな喜び。
「お金と時間をかけて、このタイトルだからこそ集まった一流のスタッフ陣が『進撃の巨人』の世界を作り上げていく――その熱量が本当にすごかった。そこに参加させていただけるというのはなかなかないことであり、本当にすごい経験でした」。
アルミンに関して「会社で中間管理職の立場にいたら、活躍すると思うんですよね」とポツリと漏らす。
「広い視野で状況を理解できるというのが、他の人にはないアルミンの特徴かなと思います。