くらし情報『実在の女医描いたブラジル映画が東京国際映画祭2冠! 邦画の受賞ならず』

2015年10月31日 18:38

実在の女医描いたブラジル映画が東京国際映画祭2冠! 邦画の受賞ならず

なお、この『カランダールの雪』は、映画祭のスポンサーでもあるWOWOWの視聴者が選ぶ「WOWOW賞」にも選出された。

また、フランスのコメディアンであるケイロンが監督、脚本、主演を務め、アラブ世界からのフランスへと渡ったッ自らの父親の姿を題材に紡いだ『スリー・オブ・アス』が審査員特別賞を受賞。会期中に劇場に足を運び、コンペティション部門作品を見た観客の投票で決定する「観客賞」は、イタリアのヒューマン・コメディ『神の思し召し』に授けられた。

コンペティション部門外の作品では、インディペンデント系の日本映画を上映する「日本映画スプラッシュ」部門では、小路紘史監督の長編初監督作品『ケンとカズ』が作品賞を受賞した。

日本からコンペティション部門に出品された『残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-』『FOUJITA』『さようなら』の3作品は残念ながら受賞はならなかった。

【受賞一覧】

<コンペティション部門>

東京グランプリ:『ニーゼ』(ホベルト・ベリネール監督)
審査員特別賞:『スリー・オブ・アス』(ケイロン監督)
最優秀監督賞:ムスタファ・カラ監督(『カランダールの雪』)
最優秀女優賞:グロリア・ピレス(『ニーゼ』)

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