2015年11月16日 12:47
スーツにメガネ&脱いだらすごい! “カナダの西島秀俊”!? の魅力
(Photo:cinemacafe.net)
アカデミー賞女優ヘレン・ミレンを主演に名画をめぐる真実の物語を描いた映画『黄金のアデーレ名画の帰還』。本作で、ヘレンが演じる女性の“バディ”となる弁護士を好演しているのが、あのブレイク・ライブリーを射止めた男にして、『グリーン・ランタン』や『あなたは私の婿になる』でブレイクを果たしたカナダ出身のライアン・レイノルズだ。本作ではメガネにスーツ姿という“地味メン”だが、今年は『ハッピーボイス・キラー』『白い沈黙』とまったくタイプの違う作品が日本公開され、実は“脱いだらすごい”彼の魅力に迫った。
アメリカで暮らす82歳のマリア・アルトマン(ヘレン・ミレン)が駆け出し弁護士ランディと共に起こしたある裁判に、世界が仰天する。訴えた相手はオーストリア政府。マリアは、“オーストリアのモナリザ”と呼ばれる、クリムトが描いた彼女の伯母の肖像画「黄金のアデーレ」の返還を求めていたのだ。その名画には、ナチスに運命を翻弄されたマリアと彼女を取り巻く人々の美しい思い出と涙の記憶が詰まっていた――。
1国の政府を相手に6年もの間、二人三脚で裁判を闘ったマリアとランディの「依頼人」