綾野剛&松坂桃李&ディーン・フジオカら…2015年は個性が光る“マイペース”イケメンが活躍!
和久井健の人気漫画を鬼才・園子温が映画化した『新宿スワン』では、金髪&天然パーマ姿で歌舞伎町でスカウトマンとして生きる主人公・白鳥龍彦を熱演。堤幸彦監督の『天空の蜂』では、タイトなスケジュールの中、巨大ヘリで原発を狙うテロリストを見事に演じ切り、改めてその演技力と身体能力の高さをも見せつけた。
一方、ジョージ朝倉による伝説的コミックスを原作にした、甘く切ない“紆余曲折だらけ”の恋愛映画『ピース オブ ケイク』(田口トモロヲ監督)では、ヒロインの志乃(多部未華子)が恋に落ちる“ヒゲ店”こと、ヒゲの店長・京志郎を軽妙に演じた。独特の色気を放つ、優し過ぎることが罪な“ヒゲ店”には、クラッと来た人も多いはず。2016年は、『凶悪』の白石和彌監督のもと主演を務める『日本で一番悪い奴ら』ほか、黒木華主演・岩井俊二監督『リップヴァンウィンクルの花嫁』、佐藤浩市主演・瀬々敬久監督『64-ロクヨン-』、渡辺謙主演・李相日監督『怒り』といった話題作が控えている。
『ピース オブ ケイク』といえば、オカマ役を演じてファンの間に衝撃(笑撃?)が走ったのが、松坂桃李だ。1月公開の『マエストロ!』でヴァイオリンに初挑戦し、幕を開けた2015年は、『エイプリルフールズ』『日本のいちばん長い日』『ピース オブ ケイク』、さらに『図書館戦争 THE LAST MISSION』『劇場版 MOZU』と立て続けに6作に出演した松坂さん。