【特別映像】ひと晩限りの彼氏を逆ナン!オリヴィア・ワイルド『クーパー家の晩餐会』に惹かれたワケとは?
完璧主義の母を今年も失望させるかと思うと、実家に向かう足取りがつい重くなり、空港のBARで時間をつぶすことに。そこで出会ったまじめな軍人の青年ジョー(『キャロル』にも出演しているジェイク・レイシー)に、1日だけ恋人のフリをして両親に会ってくれと頼むのだ。
「クリスマス休暇は、年に一度家族が集まる特別な時。たくさん近況報告がある。この一年で自分が何を達成したのかを報告することは、プレッシャーを感じるわよね」とオリヴィア。家族を失望させたくない一心から、ニセの恋人と共に帰省するエレノアの心理についても、「休日に家族が集まるのは、世界共通の悪夢よ」と笑いながら「知られたくないところも追及されて、予期しないことが露見したり、いつも最悪。でも友達は選べるけど、家族は生まれた瞬間に決まって、お互いにうまくやらないといけない。それが楽しいところでもあるわよね」と語る。
確かに、人生はいつでも順風満帆とは限らず、“親に会わせる顔がない”という経験は心当たりのある人も多いかも。
そんな本作への出演について、「脚本のセンチメンタルなところに惹かれた。笑ったし、でも最後にはすごく涙するの」と語り、『ニューヨークの恋人』や『P.S.アイラブユー』など、ヒネリの利いた設定から愛に満ちた感動を生み出す名手スティーブン・ロジャースによる脚本を絶賛、自身と似ている部分もあれば全く相容れないところも多いエレノアというキャラクターを知ることに「強い好奇心を抱いた」